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2022年2月28日 (月)

【名曲カタログ・65】Little Sister

ネバダ州ラスベガスのStratosphere Hotel and Casinoにて行われている、Cheap Trickの連続4公演の初日、2日めのライブが終了しました。リックがメディアのインタビューで、この連続公演がスペシャルな内容になると予告していましたが、予想以上に凄いセットリストになっています。

2/25
1.Hello There
2.Come On,Come On
3.Lookout
4.Big Eyes
5.Need Your Love
6.Ain't That A Shame
7.California Man
8.On Top Of The World
9.Voices
10.Stop This Game
11.I Know What I Want
12.Borderline
13.Baby Loves To Rock
14.One On One
15.If You Want My Love
16.She's Tight
17.I Can't Take It
18.The Flame
19.I Want You To Want Me
20.Dream Police
encore:
21.Clock Strikes Ten
22.Surrender
23.Goodnight Now

2/26
1.I Can't Understand It
2.Tonight It's You
3.Standing On the Edge
4.How About You
5.Take Me To The Top
6.Don't Be Cruel
7.It's Only Love
8.Walk Away
9.Never Had A Lot To Lose
10.Didn't Know I Had It
11.If You Need Me
12.Woke Up With A Monster
13.The Flame
14.I Want You to Want Me
15.Dream Police
encore:
16.Little Sister
17.Surrender
18.Goodnight Now

 

初日に演奏された曲で特筆すべきは1982年のツアー以来40年振りに演奏されたアルバム「One One One」の表題曲といえるでしょう。 一昨日の2日めではアルバム「Standing On The Edge」から"Little Sister" "Tonight It's You" "How About You" "Standing On The Edge" 「The Doctor」から"Take Me To The Top" "It's Only Love" 「Busted」から"I Can't Understand It" "If You Need Me" "Walk Away" 「Woke Up With A Monster」から"Woke Up With A Monster" "Didn't Know I Had It"と、普段のツアーでフィーチュアされることのないアルバムから隠れた名曲、レア曲を大判振る舞い。セットリストを見るだけで楽しめる驚くべき選曲がなされています。

選曲がスペシャルなだけでなく、注目すべきはその曲順。特に面白いのが"Little Sister"をアンコール1曲めで演奏していることです。YouTubeに動画をアップしてくれたファンの方がいらっしゃいました。


◆Cheap Trick at the Strat. "Little Sister" & "Surrender" - 2nd night 2/26/22  

かなりアルバム・バージョンに近いアレンジ。リックの"台詞"のパートもきっちり再現しています。衰えを知らないロビンのヴォーカルのパワフルさ、伸びやかさが素晴らしい。

1985年リリースの「Standing On The Edge」は、ジャック・ダグラスをプロデューサーに迎え作業が進められましたが、ジャックがオノ・ヨーコとの間にあったジョン・レノンの「Double Fantasy」アルバムに関する訴訟の問題を抱えていたために、プロデュース業務を途中で離れ、トニー・プラット(次作「The Doctor」をプロデュース)が仕事を引き継ぐという難しい状態で制作されたアルバムでした。

アルバムのオープニングを飾る"Little Sister"は危ういテーマの歌詞、キャッチーなメロディを持った勢いのあるハード・ロック・チューン。洗練された、音のエッジが抑えめのサウンドは、恐らくジャック・ダグラスのディレクションではないでしょう。 "Little Sister"は当初シングル・カットが予定されており、プロモーション用のEPが制作されたものの、結局リリースされませんでした。ご存知のように、アルバムからは"Tonight It's You"がシングルカットされ、バンドにとって1982年の"If You Want My Love"以来、久々にTop 50に入るヒットを記録しています。

また、上記のライブ映像ではリックはヘイマー・スタンダード(恐らく)を弾いていますが、レコーディングでは1957年製のギブソン・レスポールを使用したとのことです。


◆Cheap Trick - Little Sister

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