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2020年4月18日 (土)

【名曲カタログ・63】You Want It

 

☆You Want It

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32年前の4月にリリースされた、オリジナル・メンバーでのカムバック・アルバム「Lap Of Luxury」
全米シングル総合チャートでno.1を記録した"The Flame"をはじめ、4曲のヒット・シングルを生み、アルバムのセールスもプラチナム(100万枚)を記録。それまでセールス面で低迷を続けていたバンドは、再びメジャー・シーンに返り咲いたのでした。

「Lap Of Luxury」は、レコーディングのアウトテイクが11曲とかなり多いのですが、何故こんな名曲がアルバムから漏れたのか??と不思議に思えるほどクオリティの高い曲ばかりで、アルバム収録曲は選りすぐられた10曲であることが伺えます。

"You Want It"もそのアウトテイクの1曲で、翌年公開のキャメロン・クロウ監督の映画「セイ・エニシング」のサウンドトラック・アルバムに収録され、劇中で使用されました。

Cheap Trickの真骨頂たるキャッチーなリフと歌メロ。軽快なリズムを持った名曲です。「Lap Of Luxury」に収録して欲しかった…と、当時サントラCDを聴いてかなりがっかりした覚えがありますが、改めて冷静に聴いてみると、それまでのアルバムよりAOR的方向を推し進めたサウンドにマッチしないという判断だったのかもしれません。

映画自体、実はDVDで初めて見ました。ジョン・キューザック主演。高校を卒業したカップルの人間模様を描く、どちらかというと地味目な展開の青春ドラマなのですが、じんわり胸が暖かくなる味わい深いストーリーでした。ちょっと驚いたのが、サウンドトラック・アルバムが名曲揃いの名盤なのに、ピーター・ゲイブリエルやナンシー・ウイルソン(HEART、キャメロン・クロウの奥様)等を除くと、大半の曲がとても地味な使われ方をしている。もしくは、劇中で流れないこと。逆に、サントラに収録されていないSteely Danが目立った使われ方をしていたりして…。

なお、"You Want It"は学生の卒業パーティ(?)のシーンのバックグラウンドで流れます。ご覧になる時は見(聴き)逃さないでくださいね。



"You Want It"
作詞/作曲:トム・ピーターソン、ロビン・ザンダー
プロデュース:リッチー・ズィトー

収録アルバム:
Say Anything(サウンドトラック・アルバム)(1996)
Sex,America,Cheap Trick(1996)

 

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