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2020年1月20日 (月)

【名曲カタログ・62】Reach Out

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ピート・コミッタは1951年にイタリアで生まれました。2才の時にアメリカに移住。14才でギターを手にし、プロのミュージシャンとなったピートは1070年代に様々なローカル・バンドで活動。後にCheap Trickのツアー・サポート・ミュージシャンとなるトッド・ハワース(vo.key)がフロントマンを務めたValentinoにギタリストとして、またPezband、Off Broadwayのヴォーカリスト・クリフ・ジョンソン、Cheap Trickのジョン・ブラント(Ba)、トミー・アルドリッジ(dr)が在籍したD'Thumbsにもギタリストとして参加しました。

このように、ローカル・バンドで活動していた際に既にCheap Trickに近しいミュージシャンと繋がりがあったピート。D'Thumbs在籍時には一度Cheap Trickのライブに呼ばれギターを弾いたこともあるそうです。当然ながら、当時リック・ニールセンはピートのことを「ギタリストと思っていた」

トムがCheap Trickを脱退した1980年8月から、翌1981年にジョン・ブラントが正式メンバーとして迎えられるまでの僅かな期間ながら、ピート・コミッタがファンに残したインパクトは大きいものがあります。1980年Japan Jam 2での来日公演。映像作品として残された1981年8月5日、Navy PierでのChicagofestといった大舞台でのライブでの印象が強いですが、忘れてはいけないのがソングライターとしての楽曲の寄与。

アメリカ/カナダ合作のアニメ映画「Heavy Metal」(1981)のサウンドトラック・アルバムに収録された"Reach Out"は、ピートとMontroseに在籍したボブ・ジェームスの共作曲。ピートとボブが1970年代後半に在籍していたEmpireというバンドの時代に書いた曲で、ロイ・トーマス・ベイカーによってプロデュースされました。

Cheap Trickのカタログには他に比する曲がない、重厚できらびやかなキーボードをフィーチュアしたアレンジのHRは如何にもサントラ向けといった趣。キャッチーなメロディにロビンのパワフルなヴォーカルがマッチした名曲と思います。しかしながら、1981年8月にアルバムからシングルカット(カップリング曲は同じく「Heavy Metal」サウンドトラック収録のI Must Be Dreamin')されたものの、ヒットには至りませんでした。

ロイ・トーマス・ベイカーとCheap Trickは、翌1982年リリースのオリジナル・アルバム「One On One」で手を組むことになります。



"Reach Out"
作詞/作曲:ピート・コミッタ、ボブ・ジェームス
プロデュース:ロイ・トーマス・ベイカー

収録アルバム:
Heavy Metal(Soundtrack Album) (1981)

 

 

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