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2018年7月 6日 (金)

【名曲カタログ・53】Cry, Cry

◆来日公演まであと97日◆

1974年の秋、コロラド州に行きカントリー・ミュージックを演奏するバンドに加入しようとしていた21才の若きミュージシャン、ロビン・ザンダーにリックが声をかけ、ロビンがバンドに合流。2日間のリハーサルの後、ツアーに出ます。

この頃のバンドはライヴで多くのカヴァー曲を演奏していましたが、のちにアルバムに収録されることになるオリジナル曲も生まれています。ロビンが加入して最初に書かれた曲が"Cry, Cry"と"High Roller"でした。

リック曰く「1970年代初期の俺たちは、今よりもっとアバンギャルドな音だった。バン・Eがハーモニカ、ロビンがドラムスをプレイすることもあったよ。ライヴで演奏する30%の曲は、スロー・テンポで憂鬱な雰囲気の、低いキーを使った曲だった」

リックの言うように"スロー・テンポで憂鬱"なサウンドをもった"Cry, Cry"は、デビュー・アルバムに収録された唯一のリック、トム、ロビンの共作曲であり、Cheap Trickの原点といっても良い1曲。

Cheap Trickは"パワーポップの元祖"と称されることも多いですが、そう呼ばれる音楽スタイルの雛型は、Cheap Trickというより"Cheap Trickとトム・ウォーマン、両者が産み出したスタジオ・レコーディング作品によるもの"といっても良いのではないでしょうか。活動初期のCheap Trickサウンドのダークなムードがアルバム全編に反映されたのはデビューアルバムのみで、2ndアルバム「In Color」以降はよりストレートでキャッチーな、明るい雰囲気の曲が増えていきます




"Cry, Cry"
作詞/作曲:リック・ニールセン、ロビン・ザンダー、トム・ピーターソン
プロデュース:ジャック・ダグラス


- 収録アルバム -
Cheap Trick(1977)
Bun E.Carlos Tapes(1998)

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