« 【名曲カタログ・30】Sick Man Of Europe | トップページ | 【名曲カタログ・32】Didn't Know I Had It »

2018年6月14日 (木)

【名曲カタログ・31】World's Greatest Lover

◆来日公演まであと119日◆

"World's Greatest Lover"は「All Shook Up」アルバム(1980)に収録された唯一のバラード。プロデューサー・ジョージ・マーティンの専売特許たるストリングス・アレンジに、ロビンの表現力豊かなヴォーカルがのる、重厚なサウンドの曲が多い「All Shook Up」収録曲中、特にドラマティックなアレンジの1曲です。

1996年の来日公演の東京の初日。12/10五反田簡易保険ホール公演のアンコールで演奏された"World's Greatest Love"は衝撃的でした。当時の最新リリース:4枚組ボックスセット「Sex,America,Cheap Trick」に収録されていた、リックがリード・ヴォーカルをとるデモ・バージョンを1番で再現。しかもリックがキーボードを弾きながら歌ったのです!(2番以降はロビンが歌いました) なんと贅沢な演出。リックが、日本のライヴでキーボードを弾いたのもこれが最初で最後ではないでしょうか?

「Sex,America~」のデモ・バージョンを聴いていただくと分かりますが、リックの歌いまわしもアレンジもほぼ完成版に近いクオリティに仕上がっているのが分かります。この日のライヴ演奏も同様で、リックからロビンへのリード・ヴォーカルの交代がとてもスムーズだったのに感嘆させられた記憶があります。リックの頭の中に、ロビンのヴォーカルを最大限に活かすための明確なメロディと歌いまわしのイメージがあったのだと想像しました。"World's Greatest Lover"は、リックの類まれなメロディ・センスと、それを具現化するロビンの素晴らしいヴォーカル。そしてジョージ・マーティンの持つドラマ性が最良のかたちで実を結んだ名曲といえるでしょう。

因みに"World's Greatest Lover"を聴きたいが為に、当初予定していなかった東京公演2日め、3日めにも当日券を買って足を運んだ私ですが、残念ながら両日とも演奏されることはありませんでした。





"World's Greatest Lover"
作詞/作曲:リック・ニールセン
プロデュース:ジョージ・マーティン


- 収録アルバム -
All Shook Up(1980)
Sex,America,Cheap Trick(1996)

|

« 【名曲カタログ・30】Sick Man Of Europe | トップページ | 【名曲カタログ・32】Didn't Know I Had It »

名曲カタログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1037677/73633083

この記事へのトラックバック一覧です: 【名曲カタログ・31】World's Greatest Lover:

« 【名曲カタログ・30】Sick Man Of Europe | トップページ | 【名曲カタログ・32】Didn't Know I Had It »