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2018年5月23日 (水)

【名曲カタログ・9】Oh Candy

◆来日公演まであと141日◆

1977年にリリースされたデビュー・アルバム「Cheap Trick」は、才気溢れる楽曲のクオリティのみならず、そこかしこにCheap Trickならではのセンスが発揮された、新人離れした内容の傑作でした。

その象徴といえるのがアルバムの構成でしょう。B面がなく、「side 1」と「side one」という"どちらもA面"仕様は、「良い曲ばかりだからどちらから聴いてもOK」というバンドの自信の表れともいえます。

しかし、Side Oneの"Hot Love"が1曲めというのがレーベルの意図した曲順であったようで、オリジナル・バージョンのCDは"Hot Love"で始まり"Oh Candy"で終わる構成になっていました。

デビュー・アルバムは1998年にリマスター、ボーナストラックを追加して再発され、メンバーが意図したSide Oneの"Elo Kiddiers"から始まる曲順に直されました。こちらが現在では"オーソライズド・バージョン"のアルバムとされているようです

オリジナル・バージョンのデビュー・アルバムの最後を飾った、憂いを帯びたポップなメロディが魅力の"Oh Candy"  歌詞の内容は、自殺してしまったカメラマン・マーシャル・ミンツについて書かれています。マーシャルはCheap Trickの初期のアーティスト写真を撮影していたことで知られます。曲の別名"M&M"はマーシャル・ミンツの頭文字であり、アメリカの有名なチョコレート・ブランド"M&M"とかけて"Candy"という正式なタイトルになりました。曲の主人公の性別が女性に変えられているのは、リックがより哀れみを引き出すことを意図した為とのことです

(参考資料:Cheap Trickのガイドブック「Still Competition〜The Listener's Guide To Cheap Trick」)



"Oh Candy"

作詞/作曲:リック・ニールセン
プロデュース(オリジナル・スタジオ・バージョン)
:ジャック・ダグラス

- 収録アルバム -
Cheap Trick(1977)
Silver(2000)
Sex,America,Cheap Trick(1996)

他、多数

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