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2018年5月25日 (金)

【名曲カタログ・11】Clock Strikes Ten

Ct_clock

◆来日公演まであと139日◆

先週木曜日に新曲"The Summer Looks Good On You"リリースされた際に、今年の末までにニュー・アルバムがリリース予定で、"The Summer Looks Good On You"も収録予定とアナウンスがありました。Big Machine Recordsに移籍して、ジュリアン・レイモンドと組んでからの創作ペースの早さは本当に凄いですね。

Cheap Trickが過去2年でリリースしたアルバムは以下の3枚

<2016年>
4/1:BANG ZOOM CRAZY HELLO
<2017年>
6/6:We're All Alright!
10/20:Christmas Christmas

「Christmas Christmas」がクリスマス・アルバムという、企画品と考え除外しても1年に1枚のペースでアルバムを制作しリリース。ここまでハイペースでアルバムを出すのは、1977年のデビュー作から1980年の「All Shook Up」アルバムに至るまでの期間以来といってよいでしょう。

1977年2月にデビュー・アルバム「Cheap Trick」をリリースしたバンドは、同年秋に早くも2ndアルバム「In Color」をリリース。高い完成度を誇りながらも、セールス面では失敗したデビュー作の捻りのある楽曲とは打って変わって、トム・ウォーマンをプロデューサーに迎えて製作された「In Color」には、構成も歌詞もグッとストレートになったキャッチーな楽曲が軒を並べていました。

「In Color」での、トムのサウンド・プロダクションにメンバーが不満を持っていたことはよく知られる話ですが、重要なポイントはこの楽曲もサウンドも大きく方向性が異なる2枚のアルバムが1年の間に続けてリリースされ、両アルバムの過半数の楽曲が現在に至るまでライヴで演奏されていることです。初期に、Cheap Trickは既にこれだけの音楽の多様性を持っていたという事なのですね。

"I Want You Want Me"に続く、日本でのセカンド・シングルになった"Clock Strikes Ten"(今夜は帰さない)は、その「In Color」の音楽性を象徴するようなパンキッシュでストレートなロック・チューン。ギター・ハーモニクスによる、学校の始業・終業時のチャイム(イギリスのビッグベン・チャイム)から、一気に切り込んでくるギター・リフ、そしてロビンのパワフルなヴォーカルによって歌われるポップなメロディは一度聴いたら忘れられません。"I Want You To Want Me"同様、デビュー前後のライヴにおいて、決して重要度は高くなかったこの曲を大ヒットさせ、「at Budokan」以降ライブでの定番曲になるきっかけを作った当時の日本のレーベル。そして音楽メディアとファンは、Cheap Trickの"影のプロデューサー"だったといっても過言ではないと思います。



"Clock Strikes Ten"

作詞/作曲:リック・ニールセン
プロデュース(オリジナル・スタジオ・バージョン)
:トム・ウォーマン

- 収録アルバム -
In Color(1977)
at Budokan(1978)
The Greatest Hits(1991)
Greatest Hits~Japanese Single Collection(2018)

他、多数

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