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2017年4月29日 (土)

Rocks - 1978年7月号

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昨日4/28は、39年前にCheap Trick初来日ツアーでの武道館公演が行なわれた記念すべき日でした。それに合わせた…のかは定かではないですが、ニュー・アルバム「We're All Alright!」の発売がオフィシャルでアナウンスされ、新曲"Long Time Coming"もアップされて驚きましたね!(このニュースでかき消されてしまった感がありますが、今日はThe Epic Archive vol.1の輸入盤CDのリリース日でもあります) サイトのInformationページ、ディスコグラフィのページを更新しましたので、宜しければご覧下さい。

"異常人気・異常光景 あまりの多勢に安仕掛けもふるわず…"

以前も取り上げた音楽誌「ROCKS」の1978年7月号。その初来日公演の武道館公演を、岡野さんという方がリポートしているのですが、このタイトルからも分かるように、珍しくライヴについて全体的にネガティヴな書かれ方をしています。

「肝心要のサウンドが聴こえない。私はその時アリーナにいたにも関わらず、クリアーなサウンドの一かけらも耳に届かないのだ」

「今ひとつ、4人の歯車が噛み合っていない様子だが、そんなことはおかまいなしに会場は沸きに沸いている」

「各人の見せ場もそれなりにあった。だが、いずれもたいしたステージ効果を上げていなかったように思う」

「オーディエンスは演奏の良し悪しとは全く関係ないところで声をあげているとしか思えない点さえ目に付いた」

「また、リックに関しては、一体何のためにあんなにギターを陳列する必要があったのかという疑問が浮かび上がった」

…等々。シビアな視点は「ミュージックライフ」や、「音楽専科」と比べると硬派なこの雑誌の方向性もあるでしょう。また、既に「at Budokan」が伝説となり、Cheap Trickというバンドの存在が確立された今読むと、的はずれに思える箇所もあります。まだライヴ・パフォーマンスについて未知だったバンドと、これ以前の来日アーティストのライヴにはなかった観客の異様な熱狂ぶりについて驚きと戸惑いを感じているのが伺えます。

バンドに失望しているのではなく、期待しているからこそ率直に思いを語っているのですね。文の最後はこう締めくくられています。

「彼らは最後までそのステージを一生懸命に務めてくれた。だが、やはりそのライヴ・パフォーマーとしての真価を問うのは、次の機会にしたい (中略) 来るべき1980年代に向かって、真っ先に飛び立ってほしいと思うのは、他の誰でもない、彼らチープ・トリックなのだから!」

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